Macで作業中に、iPhoneやiPadにMacのキーボードから入力したいなと思ったことはありませんか?
実は、MacのキーボードからiPhoneやiPadに対して入力操作を可能にするアプリがあります。
今回は、結構マニアックなMacのキーボードでiPhoneやiPadに入力操作できる
アプリ「1Keyboard」について紹介します。
1Keyboardとは
Macと各デバイスをBluetoothで接続し、
Macのキーボードを使用してiPhoneやiPad、AppleTVなどのデバイスに対してテキスト入力することができる有料アプリケーションです。
アプリケーションの価格は、1,220円です(2020/09/21時点)。
Bluetoothで接続されますが、入力自体はほとんど遅延を感じることなく、入力作業をすることができます。
また、Appleデバイス以外にAndroidやPS3でも使用することが可能です。
こんな使い方ができる
スマートフォンやタブレットのテキスト入力高速化
スマートフォンやタブレットで長文を入力しようとした場合、フリック入力などが出来たとしても入力作業に苦労してしまいますが、
Macのキーボードから入力することができれば簡単に入力を行うことができます。
また、最近ではタブレット用のキーボードなども発売されていますが、いちいちタブレット用キーボードを準備する必要がありません。
キーボードを1つに集約
複数台パソコンを使用する場合、パソコンの台数分キーボードを用意する必要がありますが、サブマシーンをメインマシーンと
Bluetooth接続することでメインマシーンのキーボードを使用して入力作業をすることができます。
使い方
①Macにアプリケーションをインストール
使用しているMacへ1Keyboardをインストールします。
最初にも説明したとおり、有料アプリケーションとなるため、購入ができるようにクレジットカードやAppleギフトカードの登録などを
忘れずに行うようにしてください。
なお、インストール後には、特別な設定は不要です。
②デバイスを登録
1Keyboardを起動すると、タスクバーにアイコンが表示されます。
アイコンをクリックし、「Add a new device…」を押下します。
以下のようなウィンドウが表示されますので、案内に従って接続先デバイスを登録します。
なお、Bluetooth接続となるため、Bluetoothの設定は事前に実施する必要があります。
デバイスの登録が完了すると、タスクバーのアイコンをクリックしたときに表示されます。
また、デバイスの選択はショートカットキーを登録すると便利なので、デバイス登録時に設定されることをオススメします。
③デバイスに接続
タスクバーのアイコンから接続したいデバイスを選択します。
また、ショートカットキーを設定している場合は、ショートカットキーを押下でも構いません。
なお、接続が完了すると、以下のような画面が表示されます。
つまづきやすいポイント
iPhone/iPadの日本語入力
iPhone/iPadに接続して、日本語入力モードを変更するためには[control] + [shift] + [space]を押下して切り替えます。
Macでの操作に慣れていると誤って[control] + [space]を押下してしまい、入力モードが切り替わらないということが多いです。
さいごに
利用用途によりますが、MacのキーボードでiPhoneやiPadへの入力作業ができるととても便利だと思います。
有料アプリではありますが、作業環境をとても快適に、そして充実させてくれるのが1Keyboardです。
気になった方は、是非、インストールしてみてください!