Apple Watch新機能：心房細動履歴機能がついに日本でも利用可能に！

Apple Watchの心房細動履歴機能が日本でも利用可能になりました。

この機能は、もともとアメリカやヨーロッパの国々で利用できていたもので、心房細動と診断されたユーザーが、自分の心房細動の履歴を確認し、より良い健康管理を行うことができます。

心房細動は心臓のリズムが不規則になる状態であり、適切な管理が求められます。

この機能により、ユーザーは自分の心臓の状態を定期的にモニターし、医療機関との連携をスムーズにすることができます。

今回は、この機能の使い方や概要について詳しく解説します。

心房細動履歴機能とは

心房細動履歴機能は、Apple Watchが心房細動の発生を記録し、その頻度や持続時間を追跡する機能です。

これにより、ユーザーは自身の心房細動のパターンを把握し、適切な治療や生活習慣の見直しに役立てることができます。

この機能の大きなメリットは、Apple Watchを装着している時間帯に、病院での検査以外の状況でも心房細動の発生を記録できる点です。

日常生活の中で、いつどのようなシチュエーションで心房細動が発生しているかを詳細に把握することができ、医療機関との連携をより効果的に行うことができます。

主な機能の概要:

これにより、ユーザーは日常のさまざまな場面で心房細動が発生する状況を詳細に記録でき、医師に提供するデータの質が向上します。

心房細胞履歴機能のリリース日と対応機種

心房細動履歴機能は、2024年5月22日から日本で利用可能になりました。

心房細動履歴が日本のApple Watchで利用可能に

他に類を見ない心房細動履歴機能は、心臓の健康に関する数々のパワフルなデバイスの機能に加わり、日本のAppleWatchユーザーが利用できるようになりました。

www.apple.com

この機能は、iOS 17.0以降およびwatchOS 10.0以降のApple Watchで利用できます。

アメリカでは2022年6月にFDAの認可を受けて以来、すでに利用可能でした oai_citation:1,FDA Clears Apple Watch’s ‘AFib History’ | Healthcare Packaging oai_citation:2,watchOS 9’s New AFib History Feature Expanding to Over 100 Countries – MacRumors。

対応機種:

心房細胞履歴機能の設定方法

心房細胞履歴機能を有効にするには、以下の手順で設定を行います。

設定手順:

1. iPhoneでヘルスケアアプリを開く
   
2. ヘルスケアアプリのホーム画面下部にある「ブラウズ」タブを選択し、「心臓」カテゴリをタップ
   
3. 「心房細動履歴」をタップする
   

4. 「心房細動履歴」の「有効化」をタップする

5. 「心房細動履歴」と「週刊通知」が有効になっていることを確認し、「完了」をタップする
   

   

6. 「心房細動履歴」が「オン」になっていることを確認する
   

   

上記の設定が完了していると、Apple Watchの設定画面から「心房細動履歴」の設定変更ができるようになります。

上記の設定を行わないと、Apple Watchの設定画面は非アクティブ化状態で操作できないので注意が必要です。

心房細胞履歴の利用シーン

この機能は、心房細動と診断されたユーザーにとって、日常生活での健康管理をサポートします。

具体的な利用シーンや、この機能がもたらす利点について詳しく説明します。

例えば、定期的に心房細動の履歴を確認することで、治療計画の見直しや医師との相談がスムーズに行えるようになります。

具体的な利用シーンとその意義:

• 日常的な健康管理に役立てる
  • 心房細動の頻度や持続時間を把握し、生活習慣の改善に役立てることができます。
• 医療機関との連携をサポート
  • 医師に正確なデータを提供し、適切な治療を受けるためのサポートにつながります。
• 異常の早期発見を促進
  • 異常を検知した場合に通知を受け、早期に対応できるようになります。
    

まとめ

心房細動履歴機能は、健康管理の一環として非常に有益です。

Apple Watchを使って、自分の健康状態をより深く理解し、日々の生活に役立てましょう。

特に、心房細動の管理が必要なユーザーにとっては、欠かせないツールとなるでしょう。

ただし、Apple Watchで取得できる情報が必ずしも正確とは限りません。

あくまでも、自身の健康管理のための情報の1つであることを認識した上で使用しましょう！